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超絶ブラック企業サバイバル「狭小邸宅(新庄耕)」

新庄耕さんの「地面師たち」が面白かったので、「狭小邸宅」をKindleで購入。
不動産屋で過酷なノルマに苦しむ主人公の姿を描く。新庄耕さんのデビュー作にして、第36回すばる文学賞受賞作らしい。

主人公の勤める会社はパワハラがまかり通る超絶ブラック企業。自分なら即、音を上げるであろうが、音を上げたほうが絶対正解という環境だ。
家をまったく売れない主人公には最悪な日々が続くが、文章のテンポがよいのでサクサク読める。

物語が進み、主人公にも異動した店舗で光明が見え、ここから快進撃が始まるのかと読み進めたら、思いもよらぬ結末へ。
ネタバレになるので詳細は言えないが、個人的にはアリかナシかでいえばナシな終わり方だった。読み終わったとき、思わず「マジかよ!」と声に出しちゃったよ。
まあ、単なるハッピーエンドにするものどうかという題材ではあるが。

家を売るためのテクニックや、不動産業の裏側を知りたいという人にはよいかもしれない。

 

狭小邸宅 (集英社文庫)
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新庄 耕
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