うちのネット回線はマンション付属のもの。つまり家賃に含まれる。
特別高速というわけではないが、それなりに満足して6年間利用していた。
（初期の頃はIPアドレスが海外判定されていたため、ドラクエ10をやるたびにVPN接続する手間があったが……）
しかし！
しかしである。
ここ1年ほどの速度の遅さは目に余る。
どれくらい遅いかというと、ピーク時は200Kbps以下。Mbpsではない。Kbpsである。
スマホで言えば速度制限されている状態より遅い。ISDN時代か！
それでもピーク時以外は1Mbpsほどは出ていたのでなんとかなっていたが、最近ではほとんどの時間帯でヤバイ。
というわけで、新しい光回線を導入することを決意したのである。
縛りのない光回線を探したい
幸いにしてうちのマンションは「フレッツ光対応マンション」となっている。たびたび、フレッツ光代理店のチラシもポストに入ってきており、光回線を新たに導入する障壁は少ないだろう。
となると回線選びである。
光回線の料金は非常にわかりにくい。
安価であっても3年縛りだったり、1年毎に料金が増えていくなど気持ちが悪い。工事費無料で最初に高額なキャッシュバックがもらえるケースもあるが、結果的に損をする可能性は高い。
できれば、いつでも辞められる「縛り」がないサービスが良いだろう。
ググって見た結果、「enひかり」「おてがる光」「excite光」「DTI光」などが縛りがい。
ネットの評判や価格などを考慮した結果、「enひかり」が良さそう。
マンション月額：3,300円
v6プラス月額：180円
工事費：15,000円
登録料：3,000円
v6プラスはフレッツ光を選ぶ上で必須のオプション。ボトルネックとなりやすいPPPoEを避けることができる。
さらに、「v6プラス対応無線LANルーター大特価キャンペーン」として、v6対応ルーターがWRC-1167GST2が1000円で手に入るという。相場は6,000円ほどなので、これはお得。
ネックは知名度のなさ。提供会社は「株式会社縁人」で、正直何をやっている会社かわからない。
しかし、ネットの評判は悪くなさそうなので申し込むことを決断した。
ネットから申し込みして開通へ
申込みをしたのは2020年3月11日。Webからの申込みで、工事希望日は4月1日とした。少し時間が開くのは実家に帰る予定があり、しばらく家に居ないからである。
3月15日、enひかり側から連絡あり。不動産管理会社の名前と、担当者の名前、電話番号を調べて教えてくれとのこと。
さっそく管理会社に連絡して確認し、enひかりへ報告する。
3月17日、enひかり側から再度連絡あり。なんでもマンションが「マンションタイプ」に対応してなく、月額4,300円の「ファミリータイプ」しか選べないこと。一瞬迷ったが、それでOKという返事。工事はスケジュールがいっぱいらしく、4月7日ということになった（土日ならもっとはやいが、土日料金になるらしい）。ちなみに時間帯は直前まで不明。というわけで、1日中空いている日を選ぶしかない。僕は自宅仕事なので問題なかったが。
3月24日、enひかりから電話。「やっぱりマンションタイプに対応していたようです！」とのこと。対応していたんかーい。まあ、安くなってありがたい。
そして、工事当日の3月7日。業者がやってきて配線作業をしてくれた。とくにトラブルはなく、40分くらいで完了。
そこで、驚くべきことに気がついてしまった。というか、業者の人が教えてくれた。このマンションは、各部屋に有線LANが配線されているらしい！ 全然気が付かなかった！ WANは廊下にある物置部屋だが、その物置部屋にはLANポートもあり、各部屋のLANポートに繋がっているのだ。これは素晴らしい。
気になる通信速度は？
ネット開通は問題なく終わったので、まずはスピードテスト。
ちなみにマンション内臓の回線はこんな感じである。
23:20頃の計測で0.18Mbps！ いくらなんでも遅すぎる。
平日13:30の比較的空いている時間ですらこれ。以前はもう少しマシだったが。
で、enひかりは……。
16時ごろの計測。30Mbps超え！ 非常に速い。レイテンシがやや高めなことは微妙だが、動作も快適だ。
17時半には67.4Mbpsという計測も出た。これはすごい。
ピーク時の22時ごろでも31.5Mbps。実用は十分。
別サイトで23時ごろの計測。こちらも30Mbps。レイテンシは低めなのでそれほど気にする必要はないかもしれない。
ともあれ、いままでと比較したら大満足の結果。これでAmazonプライムビデオやDAZNも快適に観られそう。ドラクエ10も復帰できるかも。
