Netflixで「マイル22」を視聴した。予備知識はほとんどなし。
ストーリーは奪われたセシウムの場所を記録したデータのキーを知る重要参考人を、空港までの「22マイル(約35km)」、アメリカの特殊部隊が護衛するというもの。舞台は東南アジアの架空国「インドカー(ほとんどインド?)」。主役はマーク・ウォールバーグ。
高度なIT技術と膨大な情報を持つ司令本部と、優秀な実行部隊が遠隔で連携しながら作戦を遂行するのは近未来SFという感じ。そこら辺は攻殻機動隊に通じるものがある。かなり良く言えばだけど。
メインは重要参考人を護衛しながら空港へ向かうアメリカ特殊部隊 vs ロシアの特殊部隊というわけだが、お互いの作戦が粗すぎて人が死にまくる。次から次へと湧いてくるロシアの刺客。なんだこれ? アクションシーンは派手で痛そうというだけの感想。派手な割に爽快感はそれほどない。
最後にはどんでん返し的なものがあるが、「あ、そうですか……」程度にしか思えなかった。物語に没頭できなかったからかなー。
派手なアクションや撃ち合いが超好きという人にもいいかも。ワイヤーアクション的なものもあるし。逆にそれ以外の人、わくわくするストーリーや最新科学をベースにした高度な情報戦などを期待している人にはおすすめできない。