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【アマプラ】半グレ組織に少年3人が挑む「ギャングース」

Amazonプライムビデオで「ギャングース」を視聴した。原作のマンガは以前読んだことある。

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不幸な家庭環境で育ち、少年院で出会った少年サイケ、カズキ、タケオの3人は、犯罪者から金品を奪う「タタキ」で生計を立てて将来を夢を見る。しかし、安達率いる犯罪組織六龍天に身元がバレ、稼いだ金はすべて奪われ絶体絶命に……、というのが基本ストーリー。

登場キャラクターは原作と一緒だが、ストーリーはほぼ別物。さらにいえば、原作の主人公はデブでメカに強いカズキだったが、イケメンのサイケに主役が変更されている。それでも、加藤諒演じるカズキは良かったし、ラスボスである安達を演じるMIYAVIも狂気があってよかった。原作を読んでなかったらそれなりに良作だと思う。
が、原作にあった現実の取材をベースにした貧困問題や半グレによる犯罪の具体的な内容や用語解説など、原作の魅力はだいぶ消えてしまっていたかも。タタキのシーンは単なる強奪だけだったし、後半も偶然要素が多すぎてどうかなーとも感じる。
というわけで、絵にすごいクセがあるけど原作のマンガ版をおすすめしたい。

 

ギャングース

 

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