Netflixで、Lupinを観た。現在配信されている5話まで。
フランスが舞台のドラマで、主人公アサンはセネガルからの移民である黒人男性。
1995年、大金持ちのペリグリニの雇われだった父親が、首飾り窃盗の濡れ衣を着せられ、刑務所の中で自殺する。25年後、アサンはその真実に気づき、ペリグリニへの復讐を開始する……というもの。
アサンは父親にもらったモーリス・ルブランのルパンの小説を愛読し、金持ちに対する泥棒となる。いわゆるルパン的な立ち位置だ。作中の事件もルパンの事件を模倣したものになっている(ルパンの小説を読んだことはないので、どれだけ模倣かは知らんけど)。
初回からルーブル美術館が舞台という豪華さで、さすがNetflixという感じ。パリの街は表も裏もオシャレ。
アサンの計画は冷静に考えれば、かなり杜撰というかご都合主義なんだけど、最後には逆転劇が待っていて、伏線も回収されるのでスカっとする。まあ、細かいことは気にするな、というやつだ。
主人公アサン役のオマール・シーがいい。調べたら「最強のふたり」の人だったのかー! 「最強のふたり」はほんと素晴らしいので人類なら観るべき。相方のキャラクターもいいし、アサンに翻弄されつつ真実に近づいていく警察陣営の人たちも結構好き。
残念なのは5話で完結かと思ってたけど、まだ途中だったこと。Netflixだから一応の結末はあるのかと思ってたよ! でも続きは楽しみ。