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婚活サイト殺人をきっかけに女の過去を追う「蟻の菜園 ‐アントガーデン‐(柚月裕子 )」

散歩代わりに寄ったツタヤで、「蟻の菜園 ‐アントガーデン‐(柚月裕子 )」を予備知識なしでジャケ買い。

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Kindle派なので、紙の小説を買うのは数ヵ月ぶりかもしれない。

作者である柚月裕子さんの作品は、「孤狼の血」と「盤上の向日葵」だけ読んだことがあって、両作品とも非常に面白かったので安心して買うことができた。

 

で、蟻の菜園という作品名から内容を類推することは難しいが、大まかなストーリーは婚活サイトを利用した金目的の連続殺人犯を、週刊誌の女性ライターが追うというもの。

女性ライターの行動力が素晴らしく、相棒のような役割をする新聞記者の助言もありつつ、真実に迫っていく。

全体的にテンポがよくて読みやすく、続きが気になる展開なのでスイスイ読めてしまう。

かなりのクズ人間も出てくるので、読む人は心してかかろう。最終的なオチはちょっとどうかな? という感じだったけど、楽しめたので良し。

 

ちなみにAmazonレビューはネタバレ満載なので、読み終わってからチェックするほうがよいだろう。

 

蟻の菜園 ‐アントガーデン‐ (角川文庫) Kindle版