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【Netflix】ドイツ版ジョブス&ウォズニアック? Googleとの裁判に挑む「ビリオンダラーコード」

Netflixでビリオンダラーコードを視聴。全4話のオリジナルドラマ。ドイツの芸術系スタートアップが、Googleアースより前に地球儀ソフトのシステムを作り、のちにGoogleを特許侵害で訴えた事件を元にした事実ベースのドラマ。以下、ややネタバレあるので、気になる人はスルーしてね。

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1990年代半ばのドイツ・ベルリン。
芸術家のカールステンは、オタク気質なハッカー・ユーリーと出会い、宇宙視点から指定の場所の地図を表示できる地球儀ソフト「テラビジョン」を作り上げる。テラビジョンを京都の展示会で世界に発表し、IT系の有名人ブライアン・アンダーソンと意気投合。Googleへのライセンス貸与、共同開発の話が進むが、話は立ち消えに。それからさらに10数年の時がたち、ユーリーとカルステンはGoogle相手に特許侵害で巨額の訴訟を起こす……というのが大筋のストーリー。


ドラマではGoogleに訴訟を起こす現代とテラビジョンを開発した90年代が交互に続く。序盤の2人の出会いから、Art+Comの設立、資金の獲得、難航するテラビジョンの開発、そして京都での成功までは、爽快感がある。キャラクターのイメージで言えば、カールステンがジョブス、ユーリーがウォズニアックという感じだが、アップルのコンビと違い、カールステンが比較的常識人で、ユーリーの性格の方に難がある。

事実ベースということで、テラビジョンやテラビジョンを開発したArt+Comも実際に存在するが、カールステンとユーリーは、複数人の合成キャラクターとのこと。年齢もやや異なる。物語では完全に悪役となっているブライアン・アンダーソンのモデルはGoogleアースの開発者の一人であるマイケル・ジョーンズ。彼は2021年1月に亡くなっており、このドラマはおそらく視聴していない。

ドラマの中ではGoogleが悪、Art+Comは巨大企業に立ち向かう小さな企業という感じになっているが、現実にGoogleがドラマのようにアルゴリズムを盗み、特許侵害をしていたかは微妙なところ。裁判の結果はドラマの最後にわかる。

個人的に気になったというか、好きなシーンは京都に行くときのBGMがザ・ダイナマイツの「トンネル天国(YouTube)」であること。すげえセンス。

サクセスストーリーでもある前半がピークで、後半はややいまいちだったかなーという感じ。

それにしても、Netflix。完全にGoogleにケンカを売っている内容ですごい。

 

www.netflix.com