Amazonプライムビデオで「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」を観た。ネットで高評価だったので。
事前情報は東南アジアの映画であること、中国で似たような集団カンニング事件があってそれをモデルにしてるということくらい。
以下、簡単なあらすじ。
舞台はタイ。高校教師の父親と二人暮らしをしている天才少女のリン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は奨学金を獲得して名門校に入学する。そこで出会ったグレース(イッサヤー・ホースワン)のカンニングをアシストしたことをきっかけに、有償でのカンニングを引き受けることになっていき、ついには大掛かりなカンニング作戦を実行することに……。
というあけで、タイの映画は初めてかもしれない。序盤は軽いコメディ感があまり合わず、いまいちかなー、と思ったがカンニングのシーンはスリリング。大規模な作戦感もいい。中盤以降は飽きることなく楽しめた。
主人公のリン役であるチュティモン・ジョンジャルーンスックジンは決して美人ではないがモデルっぽい印象。実際にモデルらしく演技もうまい。ほかの脇役たちもよかった。ライバルかつコンビとなるパット(ティーラドン・スパパンピンヨー)との結末はどうかと思うけど。
あとは、LINEが大活躍。LINEはメッセンジャーソフトとして世界的なシェアはないが、タイでは人気らしい。聞き慣れたLINEの音が鳴りまくる。
というわけで、とても面白かったので気になった人はぜひ!