アマプラで「黄龍の村」を視聴。SNSで「記憶を消してもう一度観たい映画」と投稿されていたから。それと、上映時間が1時間6分と短めだったことも視聴理由。それ以外の予備知識はゼロ。
陽キャの若者グループが、スマホで撮影しながらキャンプ場に向かうが、途中で車がパンクをしてしまう。助けを求め迷い込んだのが、謎の「龍切村」だった。村人たちに異常とも思える手厚いもてなしを受けるが……。
というわけで、見事に騙された。何に? SNSの書き込みに!
観終わった感想は「何だこりゃ?」というもの。高校生が趣味で撮影したものだったらまあ許されると思うけど、商業レベルじゃないでしょ……。出演者たちは全員演技がひどい。これだけ全員が全員ひどいということは出演者が悪いんじゃなくて演出側の問題な気がする。途中で、もしかして監督は「最強殺し屋伝説国岡」の人か? と思ったけど、やっぱりそうだった。最強殺し屋伝説国岡は、監督の独特な世界観が良い方に出てたけど、こちらはヤバい。この作品を絶賛してる人は本当に面白いと思ってる? NOT FOR MEなだけ?
序盤のスマホ撮影シーンはかなり厳しい。これが伏線になって後半面白くなるのかと思って我慢したけど、そうはならない。
この映画で数少ない良い面が格闘シーンなんだけど、後半になるほど冗長になってくる。最後も長い。1時間6分がすごい長く感じたよ。
というわけで、自分はまったくおすすめしないが、褒めてる人は褒めてるので興味のある人はどうぞ。