弟子から常陸牛(ひたちぎゅう)が届いた。
豪華な装丁である。
その前に、「湯一路にわか」である諸君には謎があるだろう。
弟子とは何か? なんの弟子なのか? と。
僕には世界中に1000人くらいの弟子がいるが、その中の一人が大学の後輩である喜多村(一応ハンドルネーム)である。
喜多村は永遠の後輩タイプの人間で、目上の人間がいるときにこそ真価を発揮し、自分が一番上になるとやる気が無くなるという。
「部屋を掃除してくれ」というと、嬉々として隅々までしっかりと掃除をしてくれるが、不要なものをあざとくゲットし、ヤフオクで売り払って着実に利を得るタイプでもある(もちろん、許可は出している)。
そんな喜多村がなんの弟子かといえば、人生の弟子である。何かを教えたわけではないが、僕の行動を近くで見ることで人間的に成長したのであろう。現在は、公務員に転職を果たし、結婚して新築のマイホームを購入して、二児のパパである。完全に師匠を超えたと言ってもよいだろう。
ちなみに喜多村の結婚パーティの司会も当然ながら師匠である僕が担当した。二次会の幹事までやったが、一次会で酔いつぶれた喜多村は二次会に現れなかったということも付記しておこう(自分の二次会にも関わらず!)。
そんな喜多村とも僕が沖縄に移住してからは疎遠だったが、久々に連絡があった。どうやら弟子のブログに問題があるらしい。
弟子にはブログ環境を無償で提供しており、以来、ずーーっとブログを書き続けているのだ。2003年開始なので、今年でなんと17年! 意外とマメなやつなのである。
湯一路「WordPressとか、別のCMSに移行したほうがいいけどな。MovableTypeは古すぎる」
喜多村「簡単に移行出来ますか?ここまで書いて来たので、ずっと続けたくはあります」
という流れからMTからWordPressへ移行することに。
弟子は意外とネット系には強く、1日も掛からず移行が完了した。
喜多村「これでまた20年はブログ書けます(笑) そういや師匠といえば刺身では無く、確か肉派でしたから、誰もが喜ぶ常陸牛を送ります!酒はオリオンビールを調達して下さい!」
というわけで、常陸牛が届くことになったのだ。
消費期限はなんと今日! 食べ切れるのか?
以上の4個がセットになっていた。
とりあえず全部焼いてみたらこんな感じ。柔らかい! さすが常陸牛。
牛シマ腸も。
全体像はこんな感じ。さすがに全部は食べられなかったので、残りは明日の昼にしよう。
ちなみに弟子のブログは以下の通り。
すべて読めば弟子の人生が丸裸になるだろう。ちなみに僕は読んでない。