王座戦の第一局は永瀬王座の勝利に終わった。お疲れさまでした。
詳しい棋譜は以下から見ることができる。
最終盤に詰みが発生したので、王座戦の棋譜利用ガイドラインのルールに則り、「見逃した詰み」番外編として紹介したい。
クレジットは以下の通り
第68期王座戦五番勝負第1局
主催:日本経済新聞社、日本将棋連盟
先手が永瀬王座、後手が久保九段。
永瀬王座勝勢で迎えた最終盤、久保九段が△7五銀の奇手を放つが11手詰みがあった。
もちろん、永瀬王座は見逃さず。11手をぜひ読んでみてほしい。
▲8五歩、△同桂に▲6二角打。ここで合駒が角しかない。
本譜はここで後手の久保九段が投了。
逃げると▲9二金打までなので、△7三角打。
(以下は本譜には登場しなかった図)
▲同角成、△同金に、▲9三角打が好手。
△同玉、▲7三龍に、△8三歩打、▲9二金打まで。
以上、11手詰めでした。
ところで、ガイドラインだが最初は王座戦のページに掲載されていたが、現在は専用ページになっている。
今後はこのページに各棋戦のガイドラインが追加されていくのだろう。
個人的な予想としては、次のタイトル戦である竜王戦が加わると考えている。
竜王戦の棋譜利用ポリシーは将棋「棋譜利用に関するお願い」の現在より
1対局につき、2局面、合計30手程度の利用であれば許諾可能だが、利用料がかかる
ということだが、王座戦に合わせて少し緩和されるのではないだろうか?
今後の展開に期待したい。
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