ランダムアクセスメモリ

沖縄移住、マンガ、Web制作、ゲーム、将棋の話をランダムに。※本サイトには一部アフィリエイトリンクもあります

2019年と1996年を舞台にしたヒップホップドキュメント「少年イン・ザ・フッド1(SITE)」

dマガジンで「週刊SPA!」を読んでいるが、その中でも「少年イン・ザ・フッド」というマンガが最高に面白い。
待望の1巻が発売されたのでKindleで買って読んでみた。

f:id:onsen222:20201103231856j:plain

舞台は2019年(令和元年)の神奈川の団地。主人公は高校1年生の少年ヒロト。そんなヒロトが謎の中年ドゥビと出会い、同級生のマーシー(正体は有名グラフィティライターMEOW)、その師匠で田中信義らと関わることで話が進む。物語は途中1996年が舞台となり、そちらのマーシーの師匠である田中が当時16歳の少年として主人公となる。

僕はヒップホップについての知識はほとんどないが、めっちゃ面白い。グラフィティ文化はともかく、ミックステープ文化は全然知らず興味深いことばかり。ブッダ・ブランドなど、実在の人物も出てくるし、元ネタがわかればもっと楽しいのかもしれない。
また、ドゥビがキマった状態でコンビニに行くシーンは最高。マンガでもなかなか見られないシーンだ。自分が見た中ではねこぢるの名作ぢるぢる旅行記以来だろうか? いや、もっとあったかもしれないけど。

というわけで、SPA!で読んでるけど次巻が楽しみ。ヒップホップに詳しい人も、そうでない人もおすすめだ。 

少年イン・ザ・フッド(1) (SPA!コミックス) Kindle版