オンライン将棋は将棋倶楽部24で始めたが、現在はもっぱら将棋ウォーズで遊んでいる。
このブログの「見逃した詰み」コンテンツもすべて将棋ウォーズの対局からだ。
というわけで、今回は将棋ウォーズの話をしたい。
将棋ウォーズとは?
将棋ウォーズは、ヒーローズという会社が運営しているオンライン将棋サービス。
全国の将棋好きと手軽に対局ができる。
iOS用とAndroid用に専用アプリがあるほか、PCのブラウザでも遊ぶことが可能。
基本料金は無料だが、1日3局までという制限があるが、月額500円のプレミアム会員になれば指し放題。当然、自分もプレミアム会員である。
将棋倶楽部24との違いはマッチングが自動で行われること。わざわざ対局の申込みや申込み待ちをする必要もない。ユーザーが多いので深夜でもサクっとマッチされる。
将棋ウォーズ独自の棋神システム
もう1つの違いは棋神というシステム。
棋神とは、指し手を5手、ソフトに指してもらうこと。オンライン将棋のソフト指しは、死罪に相当する大罪ではあるが、棋神は許されているのだ。
棋神を使っても対局相手には何も表示されない。
しかし、棋神の指し手は1~2秒程度なので、相手がいきなりノータイムで強烈な手は指してきた場合、「コイツ棋神だろ」と思うことはある。まあ、ルール内なので問題ないが。
ちなみに棋神には当然回数制限があり、棋神券は定期的に配布されるほか、購入することも可能だ。個人的には棋神がないシステムのほうが好きだが、まあよい。
将棋ウォーズの持ち時間
対局の持ち時間は、10分切れ負け、3分切れ負け、1手10秒の3種類。
切れ負けとは持ち時間がなくなったら終わるシステム。3分切れ負けは時間切れになることも多い。
僕は基本的に10秒で指していたが、最近は3分切れ負けが多い。10秒は初手から10秒ギリギリまで使う人がたまにいるので、それが苛立つからだ。そういう人はソフト指しを疑ってしまう。
ソフト指しを簡単に説明すると、将棋ソフトを起動しながら指し、指し手を参考にすることだ。ソフト指しをすれば、将棋初心者であってもアマトップはもちろん、プロにも勝てるだろう。
もちろん、将棋ウォーズをはじめ、すべてのオンライン将棋サービスで規約違反であるし、発覚するとアカウントバンになる。
「ソフト指ししてバレるの?」と思うかもしれないが、結構バレる。
繰り返すが、ソフト指しは悪質極まりない行為なので、絶対にしないようにしよう。
持ち時間についてはフィッシャールールを採用してくれないかなーと思っている。運営様、よろしくおねがいします!
将棋ウォーズの級位・段位
将棋ウォーズの新規会員登録をすると、30級からはじまる。勝利することで上がっていき、1級まで上がると次は初段。マックスは九段である。
級位・段位の強さの基準は、将棋倶楽部24よりは若干甘目で、町道場よりは若干辛め、というところだろうか?
以下はあくまでも個人的なイメージだが、
3級くらいまでは将棋初心者や将棋ウォーズをはじめたばかりでまだ実力の級位まで追いついていない人。
2~1級は学校のクラスや会社で将棋をやればほぼ勝てるレベル。
初段からは将棋の勉強をした経験があるレベル。十分に強い。
二段~三段は将棋の本を何冊か買ったことがあるくらい将棋にハマっているレベル。
四段は小さい頃に将棋経験があるか、将棋部に入っていた。小学生で四段なら奨励会に入れるかもしれない。
五段はガチで将棋に向き合ったことがあるレベル。
六段はガチで将棋に向き合って才能もあったレベル。
七段はアマトップ、プロレベル。自分は勝ったことがない。
八段~九段は棋神を湯水のように使っているレベル。
こんな感じだろうか? あくまでも自分視点のイメージである。
ちなみに自分は10分、3分、10秒すべてで三段。
追記・3分で四段になりました。
四段ならなれるかな? と思うけど五段以上は本気で取り組んでもかなり厳しいと思う。
将棋ウォーズは将棋連盟公認のため、到達した段位をもらうことができる。免状は超高いけど。
将棋ウォーズで遊ぼう!
というわけで、オンライン将棋をやってみたい、という人は将棋ウォーズをおすすめしたい。対人ゲームでもっとも重要なことであるが、ユーザー数が多くマッチしやすいというのは大きなポイントだ。初心者のうちは10分で指せば、1日3局まででも十分満足できると思う。