Netflixで「太陽は動かない -THE ECLIPSE-」を視聴。予備知識はまったくなし。主演は藤原竜也。小説の原作シリーズがあって、本作はWOWOWが作成したオリジナルストーリー。全6話。
思って向きは通信者だが、実はスパイ組織の「AN通信」。AN通信は親の居ない子供などを諜報員として鍛え上げ、胸には爆弾を埋め込み、定時連絡を怠ると爆発して消されるという恐ろしい掟がある。35歳になると爆弾を解除されて自由になれるという。
そんな諜報員の一人、鷹野一彦(藤原竜也)が主人公。新人の田岡(竹内涼真)と共に、都市博に仕掛けれた爆弾の解除に向かう。しかし、それは罠だった……。
上司役に佐藤浩市、AN通信を追うNPOの人に多部未華子、元AN通信諜報員に安藤政信、香港にいるAN通信諜報員に市原隼人、政治家に石橋蓮司、その秘書に吉田鋼太郎など、出演者は豪華。さすがはWOWOW。胸に爆弾とか厨二っぽい設定だが、それなりに面白い。爆弾解除はいかにもエンタテイメントという感じでリアリティはないけど、映像は豪華でお金がかかってそう。市原隼人演じる山下が中国マフィアに侵入するシーンは緊張感があった。
ただ、後半はちょっと失速気味で、人間離れした動きをする殺し屋チーヨウは、恐怖感というよりもコミカルな感じ。
映画版もあるのでそのうち観てみたい。