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Ponanza貫禄の1位通過! Yorkie躍進! 第5回将棋電王トーナメント予選結果

コンピュータ将棋の最高峰の戦い・第5回将棋電王トーナメントが開幕した。

未視聴な方は以下からどうぞ

live.nicovideo.jp


予選の結果、12(日)の決勝トーナメント表は以下の通りに。

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実績のある超強豪ソフトが中心。
Ponanzaは、「予選敗退もあるかも?」と噂されたが、終わってみれば無敗で貫禄の1位通過。
注目は、2位通過の「Yorkie(ヨーキー)」。初参加で決勝の快挙。elmoベースで開発され、自己PR文では4駒関係の採用とCPUの利用を行っている模様(……が、4駒はバグがあって実際は使っていないようだ)。

そのほか、優勝候補のやねうら王、elmoも順当に予選突破。

10位のshotgunにも注目しておきたい。序盤の定跡がハマれば、上位ソフトに一発が入る可能性もある。


第5回予選の感想~組み合わせのミスも

致命的なバグのあるソフトが多く、1秒で負けたり、反則負けをすしてしまうソフトも。ギリギリまで開発を続けていると思うので仕方がない一面があるとはいえ、参加ソフトの数も多いので、一定水準での足切り(予備予選とか?)も必要な時期に来ているかもしれない。まあ、ネタソフトはネタソフトで面白く、電王トーナメントトーナメントの楽しみの1つではあるが。

解説と聞き手もミスマッチだったかもしれない。
阿部光瑠六段、中村真梨花女流三段ともに、優秀な解説・聞き手だとは思うが、たくさんの対局が行われる中進行するのは難易度が高い。解説か聞き手のいずれかは、進行上手な人を当てたほうが良かったかもしれない。
また、将棋ソフトの名前をうまく読めなず、進行が止まるシーンが多々あった。参加ソフトが多いとはいえ、43ソフトとわかっているので、それぞれの読み方くらいはチェックしておいてほしかった。長いソフトの略称はどうするとかね。

組み合わせにミスがあったことも付記しておこう。
予選は「完全スイス式」と呼ばれる基本的に勝者同士が対戦するシステムだったが、2回戦でミスがあった。そのため、わずかではあるが、Windfallに不利益な結果となってしまった。

というわけで、グダグダな部分もあったが、非常に楽しめる大会であることは間違いないので運営に感謝したい。

明日の決勝トーナメントも楽しみ!