いつもはネット将棋で自分が見逃した詰みを紹介しているが、2018年3月15日に行われた順位戦C級2組 増田康宏五段 vs 神谷広志八段戦で、やや珍しい局面があったので紹介。
先手の増田五段が5三飛と打ち、必死をかけたところ。ここで、1分将棋だった神谷八段は投了。
しかし、実は6九飛成から詰みがあった。
△6九飛成 ▲同玉 △7八銀打 ▲同玉 △6七金打 ▲8八玉 △7九角打 ▲9八玉 △9六香打 ▲9七銀打 △同香成 ▲同桂 △8八金打 ▲同 銀 △同角成 ▲同玉 △7七銀打 ▲9八玉 △8九銀打 ▲同玉 △7八金 ▲9八玉 △8八金
プロでも詰みの見逃しは当然あるし、罪がある局面での投了は過去にもあったと思ったけど、ちょっと珍しいかも。自分なら6九飛成の王手はするけど、詰ますのは無理かな……。
順位戦最終局勝つことができ、8勝2敗となってC級1組に昇級することが出来ました!
— 増田康宏 (@yasuhiro297) 2018年3月15日
運に恵まれました...。