マンガ大賞2019のノミネート作品が発表になった。
赤瀬由里子「サザンと彗星の少女」
入江亜季「北北西に曇と往け」
樫木祐人「ハクメイとミコチ」
九井諒子「ダンジョン飯」
コナリミサト「凪のお暇」
篠原健太「彼方のアストラ」
田村由美「ミステリと言う勿れ」
鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」
とよ田みのる「金剛寺さんは面倒臭い」
堀尾省太「ゴールデンゴールド」
山口つばさ「ブルーピリオド」
ヤマシタトモコ「違国日記」
渡辺ペコ「1122」
うーん、知らないマンガばかり! 自分はマンガ好きだと思ったけど、全然キャッチアップできてない!
読んだことがあるのは、ダンジョン飯、ゴールデンゴールド、ブルーピリオドだけ。ほかはタイトルすら聞いたことがないかも。読まねば。
というわけで、個人的なマンガ大賞の候補を発表したい。基本的に連載中のものだけを選んでみた。
小林有吾「アオアシ」
Jリーグユースが舞台のサッカーマンガ。以前絶賛したことがあるが、そこから失速するどころか加速するように面白い。サッカーにおける「戦略」の魅力が溢れている作品だ。
木多康昭「喧嘩稼業」
多ジャンルを網羅する格闘マンガ。休載しがち過ぎる作品だが、上杉 均 vs 芝原 剛盛戦が期待以上に面白い。来週久々の復活らしいが、まだ戦いの決着が付いてほしくないという気持ちもあるくらい。個人的には合気道の芝原が好きなので勝利してほしい。
左藤真通、市丸いろは「将棋指す獣」
アマ将棋が舞台のマンガ。主人公は元奨励会三段の少女。アマチュア棋戦から奨励会復帰を目指すという物語だが、キャラクタが立ってて絵もよし。市丸いろはさんは「ミリオンジョー」も面白いよ。
鍋倉夫「リボーンの棋士」
「将棋指す獣」と同時期に始まった元奨励会員のドラマ。こちらもアマチュア棋戦が舞台。超人は登場せず、リアリティのある人物だらけなのがまたよし。
堀尾省太「ゴールデンゴールド」
本家マンガ大賞と唯一の被り。堀尾省太さんは、前作の「刻々」が世紀の大傑作だったが、ゴールデンゴールドも同レベル以上の作品。すごい。福の神が小さな島の民宿に取り憑く話。
南勝久「ザ・ファブル」
天才的な殺し屋が大阪で1年休業する、というのが筋だが先を知りたくなるワクワク感を引き出す展開は随一。
十日草輔「王様ランキング」
中世ファンタジターの世界が舞台で、主人公は耳が聞こえない非力な王子。登場人物のそれぞれにバックボーンがあって魅力がある。とくに、主人公の相棒「カゲ」は異形の見た目ながら、異常な可愛さ。WEBマンガ発でコミックスはこれから発売予定。もちろん、予約済み。
以下のサイトで無料で読めるので、未読の人はぜひ!
というわけで、個人的に好きなマンガたちでした。