竜王戦決勝トーナメント 久保利明九段-藤井聡太七段戦は終盤熱戦に。
最後は難解な詰みが発生していたので、見逃した詰みの番外編として紹介したい。
全棋譜は以下から見られます(要Flash)
2019年7月5日 決勝トーナメント 久保利明九段 対 藤井聡太七段|第32期竜王戦
問題の局面は以下のとおり。
藤井七段が3九桂成としたところ。ここで29手詰めが発生していた。
2一銀不成、4三玉、6三龍、5三香、3二銀打、同金、同銀、同玉と進行。ここまでは正着。
問題は上の局面。21手詰めがあるが、ここで久保九段が間違えてしまったようだ。
というわけで、自信がある人は読み切ってほしい。
6二龍の王手が正着。応手はいろいろ考えられるが……。
5二金打が一番粘れるようだ。以下はアニメGIFでみてほしい。
※ループします
ちなみに5二龍といきなり切るのではなく、3三金打からでもよい。
3三金打、同龍のあと5二龍と切れば合流する。
5二金打ではなく、4二金と合駒した場合は、以下のようになる。
さらに4二銀の合駒の場合はこちら
いやー、すごい将棋だった。
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