喧嘩稼業ファンにとっては幻の作品「喧嘩稼業 別冊」がなんとNOTEで公開された。
公開は作者本人の手によるもの。価格は破格の100円!
喧嘩稼業について説明すると、木多康昭による格闘マンガ。前作の喧嘩商売と比較するとギャグパートは少なめの本格格闘マンガとなっているが、超不定期連載のため進行はすこぶる遅い。しかし、連載が今も続いているだけ、ファンは作者に感謝しなければならない。
で、「喧嘩稼業 別冊」だがこれは、コミック版喧嘩稼業の読者プレゼントとして用意され、その後、コミックDAYSのプレミア会員限定に大幅加筆されたものがプレゼントされたもの。コミックDAYSでのコミック購入+プレミアム会員になる、という条件がイマイチで応募しなかったが、まさかのNOTEでの公開である!
ちなみに「喧嘩稼業 別冊」はマンガではなく小説。一部挿絵はある。
別冊の主人公は、唐手の使い手・名護夕間。本編では名前がチラっと出てくるぐらいで詳細は記述されていない。本編リード文から山本陸の師匠なのだろう。
時代は戦後すぐのGHQ配下の時代。武道教育禁止撤廃のため、名護夕間が銃剣術教官バートランド・ドイル中尉と死を賭して戦うというもの。
「喧嘩稼業 別冊」だが、本編に登場するキャラクターは出てこないが、喧嘩稼業らしさは感じられて面白かった! 喧嘩稼業ファンじゃなくても予備知識は一切不要なので楽しめるのではないだろうか?
本編である喧嘩商売と喧嘩稼業もおもしろいのでぜひ!