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【Netflix】イランからの脱出作戦を描いた実話ベースの物語「アルゴ」

Netflixで「アルゴ」を視聴。1979年から1980年に行ったイランアメリカ大使館人質事件、その中の人質奪還作戦「カナダの策謀」をテーマにした事実ベースの映画。監督、主演はベン・アフレック。

全然知らなかったけど、かまいたちのYouTubeを観て面白そうだったから。


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舞台は1979年イラン革命直後のイラン。革命で失脚したパーレビ国王はアメリカに亡命するが、贅の限りを尽くし国民を苦しめたパーレビ国王に対し、イラン政府はアメリカに引き渡しを要求する。しかし、引き渡しすれば惨殺されることは目に見えており、アメリカ政府は拒否。アメリカの対応に暴徒化したイランの人々は、アメリカ大使館に猛抗議。最終的には大使館が占拠されてしまうことになった。そんな中、占拠前に大使館員の6人が脱出に成功し、カナダ大使館私邸に匿われることになる。アメリカ政府は6人のイラン脱出作戦を検討するが、CAI職員トニー・メンデス(ベン・アフレック)の考えた作戦は架空のSF映画を作り、6人をロケハンスタッフとして演じさせて脱出させるというものだった……。

 

というわけで奇想天外な作戦だが、これが実話というのはすごい。もちろん、映画なのでスリリングに脚色されており、作戦実行から脱出まで、緊張感あふれるシーンで一杯だ。イランにいる大使館員6人はいかにも70年代という風貌だが、ベン・アフレック演じるトニー・メンデスは現代的な感じなので、トニー・メンデスと6人がが出会った瞬間は、現代と過去が遭遇したような違和感があった。が、ストーリー自体は間違いなく面白い。劇中では当時の映像もふんだんに使われており、最後には実際の映像や写真との比較も紹介されるが、再現度がすごい。余談だが、現実のトニー・メンデスは沖縄にも駐在していたそうだ。本編とは関係ないけど。

というわけで、観てない人はNetflixで観られるのでおすすめッス。

 

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