Kindleで銭麻1巻を読んだ。
今までなかった大麻育成による成り上がりストーリーマンガ……と思っていたら、「東京カンナビス特区 大麻王と呼ばれた男」というのも同時期に始まったらしい。こちらもいずれチェックしたい。
主人公の小田諭吉(20)はせどりで生計を立てつつ、GAFAクラスの成り上がりを目指しているが、現在は極貧。ある日、友人の綱島春樹が大麻(作中では「太麻」)を拾い、それを売りさばいたことで大麻栽培を思いつく……。
まだ1巻のみの発売なので物語のさわり部分だけなのだが、大麻で成り上がっていくストーリーということだろう。Netflixの「ナルコス」や「エル・チャポ」などは大好きなので今後が楽しみ。
キャバクラで働いてた姉がテキーラー一気飲みで亡くなる、ネットから悪評を消す逆SEO、登場キャラがが暴露系YouTuber(コレコレ?)を観ているなど、現実にあった事件をモデルにしている部分も多い。
作者の中田あもさんは「トラビスと一緒なら」の作者。連載中のヤンマガを買っていたので記憶はある。「トラビスと一緒なら」はオバカキャラのホンワカストーリーだったが、こちらはハードなノワール。出てくる半グレなどのキャラクターも理不尽な怖さがあっていい。
というわけで次巻以降も期待したい。