Netflixで「カーター」を視聴。韓国発のアクションスリラーで、ワンカット風の演出と目まぐるしく回るカメラ、ハリウッドばりのアクションシーンが特徴。
記憶をなくした男・カーター(チュウォン)がモーテルで目を覚ますと、武装したCIAエージェントが突入してくる。彼だけが聞くことができる女の声のアドバイスを元に脱出し、ウイルスに侵されたという娘を救出するために奮闘する……。
という感じのストーリーだが、ストーリーよりも目玉はアクション。どうやって撮影したんだろ? と思わずにいられないシーンが連続する。カメラ、つまりは視聴者の視点は自由自在に動き回り、好きな人は好きだけど、苦手な人は映像酔いしてダメかも。
映画というよりは、ゲームっぽい感じが強く、超難易度の死にゲーや無双シリーズに似ている。ゲームであれば何度も何度もチャンレンジしてやっとクリアできるような局面を、主人公は一発で軽々とクリアしていく感じだ。雑魚キャラが大量に襲いかかってきて、ガンガンやられていく様は無双シリーズぽく爽快感すらある。
個人的にはめちゃくちゃ楽しめたけど、好きな人と苦手な人で二分するかもしれない。派手なアクションさえ楽しめればいいという人には超おすすめ。ただ、2時間強という上映時間の多くが緊張感のあるアクションシーンなので非常に疲れることも確か。一気見しないで分けて見たほうがいいかもしれない。