コミックバンチで連載されていた「将棋指す獣」が次回更新で終了らしい……。
度胸星がヤングサンデーで打ち切りになったときと同じくらいの絶望感がある。
そんな数字が悪かったのだろうか? めちゃくちゃ面白いのに……。
2019年の個人的なマンガ大賞の候補にも入れていた。
将棋指す獣とは、元奨励会三段だった少女がアマ棋界で活躍し、再び奨励会入りして女性棋士を目指す物語。
先日、西山朋佳三段があと一歩のところで史上初の女性棋士を逃したが、世間的な話題はタイムリーなはずなのに。
ちなみに西山朋佳三段は前期奨励会三段リーグで14勝4敗で3位となり次点。あの里見香奈女流四冠でさえ三段リーグでは勝ち越しすらできなかったなか、この成績は素晴らしすぎる。通常であれば14勝4敗なら通過できてもおかしくなかったが運が悪かった。ちなみに藤井聡太七段は15勝5敗で抜けている。
将棋指す獣では主人公の過去について謎を残しつつ少しづつ丁寧に描いてきた。このタイミングでの打ち切りは作者にとって無念だろう。
しかし、朗報もある。
「将棋指す獣」は3月掲載の22話にて最終回となります。
— 左藤真通 (@reu_reu_) February 21, 2020
が、消化不良なので続きを描いて個人配信することにしました。原作/左藤・作画/市丸・監修/瀬川六段の座組は変わりません。
個人配信に関わらず監修を快諾していただいた瀬川先生、ありがとうございます!
なんと、個人配信で連載を続けてくれるというのだ! 作画の市丸いろはさん、監修の瀬川六段も快諾とのこと。これは本当に素晴らしい。
電子書籍配信ということなので、ぜひ購入したい。
将棋ファンならずとも面白いのでみなさんもぜひ。
売り上げランキング: 6,928