テレビCMをやっていたのでAmazonプライムビデオで「ムーンフォール」を視聴。監督はインデペンデンス・デイのローランド・エメリッヒ、主演はパトリック・ウィルソン。
ストーリーは月が突如軌道を外れて地球に落下してくる。いろいろあって、いち早くそれに気がついたK・C・ハウスマン博士、元NASAの宇宙飛行士だったブライアン・ハーパーとジョー・ファウラーが地球を救うべく電子パルス爆弾（EMP）を積んだ月着陸船で地球に極限まで近づいた月に向かう、というもの。
地球のピンチ的なストーリーで言えば、ディカプリオの「ドント・ルック・アップ」に似てるが、あちらが完全なコメディに対して、こちらは真剣。でも、CG感が強すぎて逆にリアリティがない。月が落ちてこようが、超津波が来ようがまったく怖くない。中盤以降は月に関する衝撃的事実が判明するが、「あ、そうなんだ」って感じ。現実でそうなら超驚愕すると思うけど。
典型的な悪役の登場、家族が大事感、脱出のギリギリ感、興行用の中国人（昔なら日本人だった）、自己犠牲など、いい意味でも悪い意味でもハリウッド。何も考えずに観られるタイプの映画が好きならおすすめしたい。
